何かと生きづらいINFPからみたMBTIタイプ論での他タイプとの相性について(個人的印象)

たまには心理学でも・・・!

このあいだ書きましたMBTIタイプ論について書いた記事(「私とは何者なのか「MBTIへのいざない」16タイプ論のおすすめ本・感想」)にけっこうアクセスがありまして、このブログは心理学がメインではないのですが、少しまた心理学的タイプ論について書いてみます。

※この記事はあくまで心理学的タイプ論の個人的な意見を書いた内容になります。

対象の読者さんですと、おもにこの記事を書く私と同じタイプ(INFP)と思われるかた向けの内容になると思います。

いち一人の意見として参照までに読んでいただければ幸いです。

今回は、INFP型(と思わる)の私からみた他のMBTIタイプの印象について触れていきます。

人の心を「こう」と決めつけるのはあまり好きではないのですが、MBTI心理学的タイプ論というツールを通して感じた部分について書いてみます。

私の身近な人でWEBにあるMBTIを行ってもらった結果をみて感じたことになりまして、16タイプ全ては今回この記事で触れません。

はじめに

MBTI心理学的タイプ論について書かれたサイトなどは複数あり、書いてある内容も若干違います。このまえ読んだ書籍の「MBTIへのいざない」ではどの心理学的タイプが、良い、悪いというよりも各タイプは「どう考えて行動しがち」か、思考や行動の部分での得意、不得意がそれぞれのタイプにあると考えた方がよいようです。

ひとことで言えば、どのタイプも長所・短所がある。

それはタイプ論にとらわれずに人それぞれ個人の性格にも通じることだと思います。

タイプ論は数多ある個性をざっくりと16個の型にまとめて、人というものを少しわかりやすく考える方法なのかなと思います。

補足ですがこの記事ではINFPとなる私がタイプ論を読んでみて、INFPのセルフイメージをどう捉えるかを語るのは、タイプ論を読んでみてうまく説明できない感覚もあるのであまり触れません。(おそらく別の記事になります。)

ただ少し書きますと、読んでみて感じた部分での「わかりみ」は、

・ひとりの方がかなり気楽

・もしくは人間関係は狭く深い方を好む

・人に干渉されるのもするのも苦手

・人混みなどに疲れやすい

などがあてはまる部分です。

たとえば、いつでも渓谷の音がきこえるような場所に家があり、沢のせせらぎを聴きながら本を読む生活などができれば、それだけでもう良いかもしれません。

そんなことはおいときまして、個人的に思う各タイプのイメージ・印象を「MBTIへのいざない」などから知った情報を参考に書いていきます。

おもに身近にいる人物から感じたことが中心になります。

以下、興味がある心理学的タイプ・項目があれば”もくじ”から参照いただければと思います。

ISFP(内向感情タイプ)

私があこがれるタイプからになります。ISFPとなる身近な人はいないのですが、タイプ論を読み、もし生まれ変われるならどれになりたいかと考えると「ISFPタイプなのではないか?」と感じました。

INFPと同じ内向感情タイプで劣等機能が外向思考機能とのことです。

内省的であり穏やか、かつ「S」の「感覚」機能を持つ違いがあるのでNFの空想的な性格よりも比較的現実的でありリアルを生きているような気がします。

外への行動力も多少は含まれていそうな感じです。

物思いにふけることもありそうですが、その内省的な感情を昇華する方法も現実の世界に比較的即していて、内面の表現をする場合に現実世界との距離が近いのかなと感じます。

実際に触れるもので表現することが「N」の直観よりも容易そうな勝手なイメージがあります。たとえると楽器などの扱いがNよりもでき、あとは絵を書くことなどでしょうか、人によってさまざまな表現方法があるかと思いますが、生活の中に表現のバランスがあり「これが私の世界」というよりは世間のニーズに寄り添った形でものを表現できるような気がします。

あとは、ひとりで山登りやキャンプをするなど器用なことができるイメージもあります。

主機能の特徴が内向感情機能なのでINFPと同じなので親近感を持ちやすく、しかも私が苦手なことをできそうなのでうらやましいタイプなのかなと感じました。

ESTP(外向感覚タイプ)

ESTPの人は、外向型タイプの中で、だいたいどこにも書かれているように、たしかにINFPと相性が良いと感じました。むこうがどう感じているかはわかりませんが、おそらく過去、会った人の中でよくよく考えると一番気を使わなくてもよいタイプだったかもしれません。

イメージとしてはサバサバしていて、やや物をはっきり言いがちですが空気を読むのがうまく言ってよいこととダメなところの線引きをうまくしていただけるような感覚だと思いました。

相手が傷つくことには比較的敏感で一緒にいても居心地が良い感じで、無理に意識しなくても自然体でいれるかもしれません。

外向思考→「E」内向思考→「I」の違いがあり最初、接点はないのですがいつの間にか知り合いというか仲良くなっている印象があります。

なんでも面倒くさがりなINFPを外にひっぱってくところがあり、それも悪い意図ではないところがあるかなと感じます。

おそらくESTPだったと感じた人の印象ですが、記憶力が高く、ちょっとした会話の内容を覚えていていつか読んだ本のタイトルだけ伝えた時、あとあと会話の中で「あの本のシーンの場面だけど」と、とつぜん聞いてきた時は少しびっくりしました。そんな小さなところから話が膨らむところが興味深い人柄でした。

かといって距離感の引き際も悪くなく個人的内面に対して深追いもあまりしてこないので、私にはできない部分をたくさんもっているタイプかなと思いました。

多少、言葉が荒いところもあるかもしれませんが、悪意はないと感じる数少ないE型のタイプかなと感じました。

MBTI系のサイトをみると「魔法少女まどか☆マギカ」の杏子がこのタイプと思われるようですが、私が持つイメージだとたしかにこんな感じです。少し不良っぽいところもありますが持っている性格の本質はサバサバしていて、互いに心を開くと良いイメージを持つ感覚です。

 

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ISFJ(内向感覚タイプ)

ISFJさんのイメージですが、印象は良くも悪くも無難で近くにいると安心するタイプかもしれません。

生き方も現実生活に馴染んでいて質素という感じでしょうか、穏やかで、コツコツとした学校の勉強などもできるタイプかもしれません。

INFPと比べるとふだんの生活が実社会に対応している部分が到底敵わないところかもしれません。

善良な市民というイメージで、

どちらかというと冒険心は少なく、とびぬけた発想が少ない分、無難に生きることができる常識人なタイプの印象があります。

INFJ(内向直観タイプ)

全人口の中でもとても希少なタイプらしいです。全人口の1%と言われていますが本当でしょうか!?極めてレアなタイプなようです。読んだ「MBTIへのいざない」の中ではとくに各タイプの人口に対するパーセンテージは明記されてなかったのですが、実際に少ないタイプのようです。

ひとつ上の姉が16型パーソナリティー無料診断と高精度診断の両方をしてくれたのですが、どちらもINFJになりました。

本人はその結果を読んでも「よくわからん」と言った感じでまったく興味ない感じでした。

これは近しい人なので印象を書きやすく環境的な部分も多分にあると思いますが、このタイプは(おそらく)攻撃的ではないです。INFP側からみて安心できるタイプのひとりだと思います。

広い視野で人を見ているところがあり、生活面では心労も多いタイプだと感じました。

雰囲気は、超然としている不思議なところがあり独特なオーラを放っている。

これは母から聞いた話ですが、家庭訪問時に小学校の担任の先生が母に話したことのようですが、クラスでいじめられている子がいて誰も相手にしない子がいるのですが、姉が唯一仲良くしているので担任としてとても助かっていると姉のことを話していたそうです。

この話を聞いて、いま思うとINFJタイプは弱者に対して私利私欲なく手を差し伸べることができ、かつクラスのいじめっ子もなんとなく寄せつけないオーラがある。勉強もできるので口を出せない。

謎のオーラは不思議です。かといって出しゃばらずにおとなしい。知識も豊富で史実などにも詳しい。

と、ここまで良いことばかりを書きましたが、時おり垣間見る闇の部分も希少なタイプならではの苦労がありそうです。

とくに人あたりは悪くないのだろうと思いますが、人付き合いが積極的なわけでもなく仕事が休みの日にはぐったりとして一日カーテンを閉めて暗いところでずっと寝ていないと心のライフが回復しないと言っていました。

だいぶ気を使って生きてるんだろうと思うと、それもわからなくもありません。

動物などにも好かれる。もういないですが、昔飼ってた犬は寝るとき必ず姉の部屋にいって寝ていたのも印象的な記憶です。

 

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ESTJ(外向思考タイプ)

ここまでなんとなく印象が良いタイプについて書きましたが、ここからは苦手なタイプになります。

(注)あくまで個人的な意見、いままで生きてきた過程で感じた部分になりますので私的な印象がかなり強いです。

INFPにとって天敵というのか宿命の敵ともいえるのが「ESTJ」ではないでしょうか!?

ESTJは四つの機能すべてがINFPとは正反対であるのがポイントですね。

INFPタイプに近いかた向けにこれを書いているので、MBTIの心理学的タイプ論に触れたことがあり、かつ、INFPタイプと思われるかたは共感いただける部分も多いかなと思いますが、INFPのいちばん苦手なタイプであると私は感じます。

そして、ESTJも同じくINFPは、苦手・・・というよりは嫌いなのではないでしょうか・・・。

私がESTJのタイプが嫌いなように、当然ですが、ESTJタイプからしても真逆のINFPタイプは大嫌いだと思います。

お互いに最悪の相性と思われるタイプです。

ESTJのイメージは会社などの組織でよくみかけるステレオタイプな管理職だと感じます。

“これは私的な体験、経験からくる誤解もふくめたイメージがある”と思いますが、おそらくこれは予想ですが(苦手すぎて話せません)いちばん上の姉が典型的な「ESTJ」だと思いました。

(この記事を書いている私は姉が二人いて、私は末っ子です)

さきほど書いた真ん中の姉がINFJですが、長女の姉はタイプ論を読むとESTJの典型だなと感じます。

MBTIタイプ論を知ると、なぜ、あの人とは合わないのか目からうろこが落ちる感じで面白いです。

いちばん上の姉は、小学校の頃から学級委員を努め、かつ勉強も得意で吹奏楽をしたりと先生に好かれる優等生でしたが、残念ですが私からすると正直、苦手でした。

家族でありINFPタイプの私からみると心理的に当たりが強いところがありました。

本人としてはわざとではないのでしょうが、嫌みや精神的な部分で攻撃を受けたなと思います。

あとから子供が生まれた私に対して愛情をとられたという部分なども無意識にあったかもしれませんが、とにかく言葉が厳しくて、私に対しては現実的でドライ・・・。

何もしてないのにお前はそれじゃ無理という「圧」を何度も感じて打ち砕かれた気がします。
夢想的でどんくさいところが余計、頼りなく嫌いだったのかもしれません。

ESTJと思われる人をみると、とにかく一番になる。なりたい。

たしかにもともと現代社会では、ハキハキしてしっかり実利のあるこのタイプは組織や会社でも重宝されるのでしょうが、

色々と個人的内面にあるそれぞれの正義を人に押しつけすぎではないかと私からみたら感じるタイプです。

一人で正義や正論をかざしているだけならよいのですが、人をそれに巻き込まないでくださいというのが正直な気持ちです。

こういう人は本当にきっちり伝統に則した生き方が好きなようで結婚式もそれなりの規模でしっかりと行い、お正月の年賀状なんかでも毎年のように子供の写真をのせて贈る。

私からみると“日陰の人生を知らない、もしくは認めない”タイプなのだろうなと思います。まあ鈍感なのかわからないですが、こちらより精神的にタフであるとは正直に思います。

家族以外で考えると過去にいた会社の管理職なんかまさにESTJだったなと思います。おもしろいくらいに。

・我が強い
・情もへったくれもない
・あったとしてもかなり薄っぺらい(うわっつらだけ)
・現実の数値を重視
・生存戦略にたけている
・違う価値観について相容れることがかなり苦手
・最初はがまんするがいつか反対のタイプに対して爆発する
・出世のためなら何事もないように平気で上司にぺこぺこできる
・かつ下へはかなり見下せる(本人のなかでは、ほぼ無意識)

と、ここまで散々な言い方でESTJタイプのイメージを書いてしまいましたが、

現世においてつくられた社会ではこういったタイプがいないと集団がまとまらないのも事実です。

前に出てひっぱることは、大人になるにつれて面倒くさくなり誰かに責任もおしつけがちなので、むしろ、社会などでは面倒な汚れ役?をしてくれる場合もあるかもしれません。

その分、ステータスも保障されることが多いと思いますが、ふだん、うるさいなーとOLなどから陰で言われつつもなにかあった時の防波堤として今の組織ではいざという時には必要な存在なのだとも思います。

幸いにして、INFPからすると宿命のライバルであり宿敵でもありますが、人はいずれ、肉体をはじめに衰えてきます。

若いとき体力や勢いで乗り越えてきたESTJさんも徐々に老いれば、こちらも持久戦で勝負できます。

生粋のM気質だと自分でも感じるINFPからすれば根本的ながまん強さでは勝てるのではないでしょうか?

昔は勝てなかったスポーツチームのキャプテンポジションに近いESTJもいつかは肉体の衰えとともに思考も弱くなりがちです。

精神的な根性だけは比較的強いと思われるINFPは、長さ、籠城戦、持久戦でいずれ、思考と知りえた経験値でESTJにたいして恐れなくなってきて、むしろ、ただただ相手の欠点がよく目につくようになり、案外苦手意識も薄れてくるかもしれません。

最終的には、どうでもよい存在となり、そもそもお互いにできるだけ相まみえないのがいちばんだと思いますが、もしこちらに干渉してきた場合は全力で逃げ切れば勝ちだと思います。

あとはあまり関係ないかもしれませんが少し体をきたえておくのもおすすめします。

人は年をとって肉体が弱ると心も弱くなりまして、まあ弱いという例えは好きではないのですが、いざという時の判断力が鈍るという感覚でしょうか、少し冗談ですが「最後は人間、肉体」だと思うので本当にガチで戦うときは肉弾戦でなんとかなるかもしれませんね。

そして、INFPとESTJは知ればしるほどに水と油のような存在ですが、人は自分の鏡ともいいます。

その短所がわかるということは、それぞれの中にもその性質を持っているのも事実です。

たとえば精神的に不健全な場合、やけに人に干渉し、支配的になろうとすることもINFPにあるのではないでしょうか、

それに年齢を重ねるごとにどのタイプも劣性と呼ばれる心理機能を自覚し使えるようにもなってきます。

INFPタイプの劣勢機能(苦手な思考)は「外向思考機能」です。

意識的な使い方→言葉を流暢に使って批評する

順応敵な使い方→論理的に因果関係やしくみについて説明する

「MBTIへのいざない」P84から引用

上記を引用しましたが、簡単に書くと↑のような思考がINFPにとっては苦手であり、心の中の教師だとのことです。(逆にいうと、ESTJにとっては一番得意な心理機能になります)

こうした苦手な思考も年齢を重ねるごとに徐々に使えるようになってきて、イメージでたとえると心の中のやじろべえが時間をかけて年をかさね徐々に心理的なバランスをとるような感じで、

各々が持つ心理機能の一般的なイメージが日常生活で前面にでることも少なくなり、苦手な思考も取り入れて個人的なピンチの場面をしのぐ経験をすることはどのタイプにも多かれ少なかれあることかなと思います。

ESTJの中にある正義感や組織に対しての忠実感も、完全には難しいですが、なんとなく理解できなくもないです。クラス委員長タイプやお堅い管理職タイプも頼る勇気があれば助けてくれることもあるかと思います。それぞれのタイプを認識できていれば、お互い支障のない範囲で精神的テリトリーを意識しながら生活をしていくしかないのではないでしょうか?

 

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INTJ(内向直観タイプ)

続いてINTJですがこれがうちの父親でした。

しかもネットにある診断テストをすると、場合により先ほど書いた「ESTJ」になる場合もあり、なんというか私からみて苦手タイプの最強コンボのような結果でした。(超管理型&超合理型のコンボみたいな)

INFPの私にとっては、どのみち、INTJもしくはESTJは難しいタイプだと感じますが、逆に今まで父と接してきた部分での、この人はどういうことなのだろうと考えていた性格の部分も見つめ直すきっかけのひとつにMBTIはなりました。

MBTIタイプ論をすべて鵜呑みにするつもりはありませんが、角度を変えてみる新しい物差になった部分は少なからずありました。

16タイプの中で、事前にINTJか、もしくはESTJっぽいところもあるかなと(実際に管理職をしている)と思っておりましたが、ほぼ予想どおりの結果に少しぞっとしたのです。

INTJについて、そのタイプと出た身近な人(父)を通して考えると、このタイプは長期目で生き方を考えている人であると感じました。

会社で管理職をしているらしいので、管理型思考の部分でESTJの結果もでたのかもしれません。

INTJは私からみると、良くも悪くも非常に合理的すぎる。

かなり頭の良いタイプだと思います。

ですが、頭の良さといいますか、回転が速いので、思考のトロいINFPタイプのような私には少しついていけないような感覚が実際に少しあります。

たとえるのが難しいですが、現実世界への適応力と、N・直観型も含んだ想像力についていけないようなうまく言えない感覚があります。

不思議なのは、INTJタイプの父はかなりの読書家なのですが、まず、「情」がかなり薄いと感じたところです。

本を読めば「情」が豊かになるとは言い切りませんが、

どういう理解で昔の文学などを読み理解していたのだろうかと考えるのですが、おそらくどちらかというとその時の本にある心象や情景の描写に対しての興味ではなく、仕組み、たとえば文章やその本じたいの構成、書かれている内容にどのくらいロジックが通っているのかなどそんなところに本を読む主体があったのではないかと感じました。

あと、実用書もよく読んでいたようで本棚にそれ系の本が並んでいたので、どのような手段で生きる近道や生きやすさを本から得るのか、そんな感覚を好んでいるのかなとも想像しました。

実体験としてINTJ的な部分を感じたのは、一緒に車に乗っていた時でした。

私は助手席にいて、運転をする父は、ハンドルを握りながらいちいち車のカーナビにつっこみをいれるのです。

「いや、こっちじゃないだろう」などと、

それで結局、父の頭の中でカーナビの指示を解釈して、最短のルートを運転しながら自分で探すことがよくあるのですが、

“私にとってこの行為が理解できないのです。”

たしかにカーナビでは指示をしないマニアックなルートを使い最短の距離を考えて運転すれば近いことはちかいですが、

トータルでみれば時間としてせいぜい数分から十分程度短くなっただけで、私としては助手席にいながら「そんなに考えごとをするよりも事故を起こさないように注意して運転した方がよっぽど良いのでは?」と思うのですが・・・、すごい狭い道も近道ならどんどん勢いよく進んでいくのでとなりにいて少しヒヤヒヤします。

ここらへん細かいことに動じない自信家というところもINTJタイプの行動にはあるのかなと感じます。

本人の中でとらえた考えや事象については自信をもちやすい。

ですが、急がば回れといいますが、カーナビの指示に対して突っ込みをいれながら運転するよりも、もうすこし余裕を持ち安全にゆっくり行った方が私みたいなタイプは精神的にも楽だと感じるのですが、どうやらそういった部分の思考はだいぶ違うようです。

いつだかINTJタイプの父は、「人生はゲームだ」と言っておりましたが、実際にそういった感覚はたしかに本人の中にあるみたいですね。

なので、運転するときの最短ルートを考えるのもゲーム感覚に近いのかもしれません。

効率的な作業をすること、したことによって快感を覚えるようなところがあるようで極端にいうと、

「無駄をいっさいはぶく」という感じでしょうか。

もともと、何事にもやる意味やセンスを追求したい職人肌なところがあり、INTJは「建築家」とも呼ばれますが、実際に日曜大工・DIYも得意です。

INTJタイプもおそらく現代の会社組織では管理職タイプになれる人だと思います。

良くも悪くも「情」というのが少ないタイプに感じ、淡々と組織の目的のため、もしくは個人の目的のためには他人をバッサリと切ることができるタイプだと感じます。

「頭が良すぎてどうして他の人が合理的でセンスあるその考えを含め理解できないのかを理解できない」ようなタイプに感じました。

1+1=2 ですが、

人によっては、なんで2なのか?という視点もあると思うのですが、なぜそんな簡単なことがわからないという感じでしょうか(極端なたとえになります)

INTJは、姉のINFJと同じ「内向直観タイプ」と知りすこし驚いたのですが、

INTJ(建築家)外向思考を伴った内向直観タイプ

INFJ(提唱者)外向感情を伴った内向直観タイプ

「MBTIへのいざない」P115から引用

ということです。

どうでも良いですが、直感と直観の違いってどんな感覚なのでしょうか、これを書きながら迷いました。

直感→直観よりもかなり本能的インスピレーションが近い感覚でしょうか!?

INFPの私が苦手なタイプについて

ということで、立て続けに、ESTJ・INTJあたりに対してはあまり良いイメージが正直すくないと感じた、「いち個人的な感想」となりましたが、

ただ、おらくこれら(ESTJ・INTJなど)のタイプは肉親や家族など近しい人間、家族などには不器用ながら優しさをみせると思います。

これも実はINTJタイプの思考の中にある長い目でみた生存戦略のひとつのような気もするのですが、

TJ型は、もともと意地悪ではなく、優しさの表現が不器用なだけという感じもします。

TJ→理屈やルールにガチガチという部分と少々融通がきかないところがある。

最後のふたつが「FP」となるようなタイプだと基本的には相性はあわないことが多いのではないのでしょうか、

私はどちらかというと「余白」「広い選択肢」があると心が楽に感じるタイプなので、そこら辺あたりが一致しないのだろうかなとも思います。

個人的に思うに、

TJ型のタイプは政治家や管理職に多いのかなと、

どちらかというと自分が人をコントロールしたいタイプで、かつ本人の思考に自信がある。さきほども書きましたが自信家が多い気がします。

ですので、ナチュラルに人を己の信念に巻き込むことができる。

ですが、世の中、「正しいこと」というのは得てして、かなり流動的なことだと思います。

ポジションとしては、管理型のような、そういう立場にいてくれてもけっこうですし、誰もなにも仕切らないと世の中回らないので存在してくれて助かる部分もあるのですが、

それをいち個人に向けてくる場合、私のようなタイプは心理的アレルギー反応がでてしまうので一緒にいるとすこしむずかしい部分です。

政治家さんも経営者さんも、はたまた管理職さんも、下の立場の個人を犠牲にできる、もしくは、人にたいして良い意味で鈍感でないと立ち回れない部分もたしかで・・・そのあたりの思考バランスは難しいと常々感じるところです。

あとはお医者さんなどもTJ型の人が多いのではないでしょうか?

でないと外科医の方など、そのつど患者さんの情や痛みを汲み取ってしまうとなにもできなくなりそうです。

場合によっては非情な治療を決断するなど、そうしたことができないタイプだと立場的にしんどい部分もあるかもしれません。

ISTJ(内向感覚タイプ)

まだTJ型に対してとなりますが、

母がこのタイプでした。

ISTJタイプ頑固なところがあるといいますか、料理をつくるにもちゃんとレシピどおりにつくる。もしくはしっかりと参照するところはすごいなと思います。

実利的な計算が得意で、イメージとして会計ですとか経理などにいるタイプだなと思いました。

ISTJタイプの人をみていて感じるのは、応用が苦手な気がしまして、やわらかく考える部分がすくないので表面上の会話は少し面白味がないかなと感じるところもありました。

ですがちょっとしたメモなどをみると、一文字が一文字おなじ大きさで揃っていたり、レシピのメモも分量キッチリまるで教科書のように書いてあるのはこれは、ただ本人の性格なのかそれともタイプ論的にみてもISTJタイプがそういうメモの取り方になるのか考えると面白いところでした。

総じて私の父(INTJ)・母(ISTJ)とみると、見事にF(感情)とP(知覚的態度)がなく、INFPタイプの私には、はじめからお互いに理解の部分では難しいところがあり、人生の出だしから詰んでいたのかもしれません。

ただ、ひとつだけ父に共通する部分、N(直観)ですが、この直観機能はたしかに感じるところがありました。離れて暮らしていた父に幼い頃たまに会う機会があると見事に子供の私の考えていることを読み通すことがあったのですね。(まあだいたいの親は子供の心を読むことができると思いますが)

たとえば食べたいものですとか欲しいものを読み取る。そんな人心掌握にたけているINTJタイプは、直観(直感)的な部分ではことばにできないものをすごく遠い情報から読み取るところもあるようで不思議な体験でした。

さきほどINTJに対しては、「情」が薄いなどと散々に言ってしまいましたが、血のつながった近い人に対しては優しさを見せ、他人に対してはバッサリいくところがあるのではないかと考えるところです。

あとは触れると自分にふりかかってくる面倒なやっかいごとは見事にスルーできるとこもあるようで、これは長所としてもいいのかもしれません。逆の言い方をすると情が薄いという感じでしょうか。

実際にどこがということではないですが、あまり周りにいないというか、本能的に避けているであろうINTJが内向型の策士であれば、外向型のENTJも、私らINFPタイプはあまり関わらない方がよいみたいですね。

これは完全な偏見・イメージなのですがENTJタイプからは精神どころか、関わると血まで抜かれてしまいそうなイメージがあります。軍人タイプらしいです。

INFPからみる他のタイプ(個人的感想)まとめ

いちINFPタイプと思われる私からみた、他のMBTI各タイプについての印象を書いてみました。

16タイプすべてを書くのはかなり長くなりますので、また余裕があるときにでも別に書く余力があれば書こうかと思いますがこの記事にでてこないタイプは近しい人がいないのですこし難しいです。

MBTIタイプ論については、

補助機能、劣性機能、など、もう少しふかく理解するべきところがあると思います。

今回はただ、ただ、思ったところを書いたままです。

とくにINFPから感じた部分として、この記事はINFPタイプの人へ向けに書いたものになります。もちろん同じタイプでもそれぞれに別のタイプに対して感じる部分は違うと思います。

個人の感想ていどに読んでいただけるとありがたいです。

INFPから感じた部分になりますので、INFPタイプよりのかた、どなたかへの参考になればと思います。

また、INFPから見たINFPの印象については、もう少し別にまとめたいところがありますので、また別で他の記事にして書ければと思います。

エニアグラムなど参考するところもあり、タイプ論だけもない話になりそうなので別に書こうかなと少し考えております。

追記(別に書きました。2021/7/5)

どう生きる!?生きづらいINFPが楽になる方法・思考のコツを考える

INFPからみたINFPタイプの性格・印象、わたし的あるあるなど

長くなりましたが、

ここまで、最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。

「MBTIへのいざない」(Amazon)

→「MBTI」のカテゴリー記事一覧

 

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5mail

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4 Comments

まりかのほっぺ

こんにちは!私もINFPですがとても共感できました(^^)
私にとってもISFPとINFJはとても好印象で安心できるタイプですね♪
あと自分がINFPで上のきょうだいにESTJがいるといろいろ辛いですよね((T_T))
私は兄が推定ESTJなのですが何もかもが合わないし、私からしてもESTJは天敵とも言える存在ですf(^^;

返信する
晴れ色

コメントありがとうございます。
同じINFPタイプのかたより共感いただき、書いておいて良かったです。
たしかに立場が上でESTJタイプの方がいるとなかなか色々と大変ですね。お察しします。

同じタイプ(INFP)からみるイメージの良い心理学的タイプ、苦手なタイプはかさなる部分も多いのかなとコメントいただき、なんだか安心しました!

返信する
rubyeyes9

INFPから見た合わない性格タイプについて参考にさせて頂きました。

私は公式セッションにも参加し、結果「INTJ」ですが、書かれている点はほぼ当たっています。
目的ありきで他のことを全て切り捨てます。できるのであればどんな手段を使っても切り捨てます。(仕事で相手を泣かせたことも複数回)
これはxNTJ共通なのではないでしょうか。しかし、20代の頃よりはマシになりました。歳を取ると代替機能の発達により丸くなる部分もあるのです。

しかし、こんなINTJでもINFPと共通すると思う部分は多いと思うのです。
それは何かと理解されず面倒くさい少数派(35%)のN型であるということ。。。

ESTJについても触れられていますが、まさにその通りでなのですが、xNTJとの対立は非常に激しいものになります。
これは日本の人口の13%弱を占めるESFJも同様。

ESxJは自分の考え方だけではなく「やり方」を押し付けます。そして彼らは官僚主義の職場に適性がある優等生です。
(おまけに多数派です)

N型は官僚主義的な形式的なルーチンワーク(無駄な書類作成が筆頭)を嫌います。

特に、「病的なまでに目的の早期達成を全てと考える」xNTJは面と向かって無駄なことはやめろとキツイ口調で文句を言うので、表面化するか水面化で激化するかはタイプ以外の性格次第ですが、とにかく非常に険悪な状態になります。

INTJも検索のサジェストにも「生きづらい」と出てきますが、人との対立が多く人間が嫌いになります。これはINFPとは形が違いますが感じる生きづらさです。

外向型・感覚型が非常に多い人口比率が大きく関係していると思います。
(個人的には一番生きづらいのはINTPだと思います)

返信する
晴れ色

ブログの更新が滞っており、本日コメントを確認しました。
返信が遅れてすみませんでした。

ふだんあまり接する機会がなくINTJの方からのコメントうれしかったです。
ESTJの方は真面目で堅実、それで、xNTJさんは、物事の理解もはやく大抵のことはすんなりこなすイメージがあったので職場などでもお互いうまくいくような気がしていたのですが、xNTJタイプからするとESxJタイプと対立する部分がけっこうあるのですね。
INTJの方の中にある理想やイメージに周りがついてこず、かつ同じINTJタイプが少なそうなので、ふだん生きる上で色々と大変な部分があるのかなと感じるところがありました。INTJの方はたしかにN型なので直観やアイデアが豊富でなかなかミステリアスな部分もあり、ある意味わかりやすそうなESTJタイプの方とはだいぶ違うのかなと書いた記事を読み直して思いました。

色々と詳しく教えていただきありがとうございました。面白かったです!コメントいただきありがとうございました。

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