2018年の冬アニメを「書く」という視点から見て
2018年の冬のアニメがほぼ終わってしまいました。
1月の放送から毎週楽しみにしていた作品に出会えました。
久しぶりに毎週わくわくと楽しみに観る作品が多かった気がします。
春先のせいか、体調がすぐれなかった分、体をやすめつつも、アニメをしっかりと久しぶりに見る時間がとれました。
今回の記事では、
物を書くことについて、アニメから学んだ部分をお伝えできればと思います。
私が毎週、楽しみにした作品は、
「恋は雨上がりのように」
「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」
「だかしかし」
「ラーメン大好き小泉さん」
などを楽しみに視聴させていただきました。
「恋は雨上がりのように」は、最初は中年男性と女子高生の、年の差の恋愛のお話なんだなぁ、と感じながら見ておりましたが、冴えない中年主人公のファミレスの店長が、実は小説家を夢みていた人物だった、
というとろで、一気にお話しに引き込まれてしまいました。
なぜ、人は物を書くのだろうか?と、この主人公は、なぜ、残したい気持ちがあったのだろうか?とそんな気持ちで興味深々と私なりに毎週楽しみにしておりました。
恋愛についてはもうチャンスはないかもしれませんが・・・
物を書くということでは、私にもまだワンチャンあるかもしれないと(ないかな)勇気をいただいた作品でした。エンディング曲の「Ref:rain」はとても良い歌詞でした・・・。(あくまで個人的な感想ですが1999年ぐらいに聴いたことがあるような懐かしい歌詞とメロディーのような気がしました。)
おなじく、物を書くという作品では、
「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」も私は大好きでした。
物を書いて人に伝える意味、そして文章で人の気持ちを動かすこと、書くことを通して心も成長していくヒロインのヴァイオレットの姿を見守っていくことも、毎週の楽しみになり、わくわくとしておりました。
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軸や柱があるということ
その他の二つの作品、「だかしかし」「ラーメン大好き小泉さん」これって物を書くことに何か、共通することってあるのかな?ってタイトルですが、
そこはいったん置いときまして、
まず、ストーリーがコメディなので、力が抜けてて、見ていて面白いです。
少しテーマが重ためな作品、涙を流す作品というのも良いのですが、
たまには肩の力を抜いて見てみたい時もあります。
しかし、その力を抜いたものから感じることも、たくさんあります。
なんとなく、眺めていて、ふと気付いたこと、
どちらも、テーマが「駄菓子」、「ラーメン」と話の中で軸や、柱があるのです。
これは私は、とても、とても考えるところでした。
「駄菓子」をテーマとして作品をつくりあげていく、
「ラーメン」をテーマとして作品をつくりあげていく、
その中で作った方の伝えたい気持ちを織り交ぜてつくり上げていく、
これはブログ書きにも言えることなのではないかと考えたしだいです。
「だかしかし」はふだんは、駄菓子を紹介するギャクアニメなのですが、実は駄菓子屋の息子、主人公のココノツの将来の夢は漫画家だったのです。
「だがしかし2」11話で、ココノツは自身の書いた漫画を展覧会に出します。
そして、審査員の方から指摘されるのです。
「時間が有限だと気づけていない」
「君、集中力ないでしょ?」
「得意なところは自信あるのに、苦手なところに目を向けてないから時間をうまく使えていない。」
「言い訳が見える」
ああ、ぐさりとささる。
「良いところをひとつあげると若さ」
もう、そんなものすらない・・・(どうしよう)。
私もブログ書きで好きなことは時間をかけれるのに、面倒だなと思ったことは今でも手をつけておりませんし、「みないふり」をしております。
高校一年の主人公、ココノツから私が学んでどうするんだと思いますが・・・。駄菓子コメディーというテーマのアニメですら私はたくさん学び感じるところがあるのです。(同時にコメディー作品でも心が折れそうになるメンタルもあるのだなと思い知らされて・・・。)
ずっと駄菓子コメディーの展開だったのに、最後の11話で今後のブログ書きでハッとさせられた部分がありまして、感じるところ、考えるところがあった「だかしかし」も毎週楽しみに見ておりました。
おなじく「ラーメン大好き小泉さん」こちらもラーメンをひたすら紹介するアニメでしたが、一言でいえば軸がブレてない。
終始一貫ラーメンをテーマに物語が進んでおりました。
ひたすらひとつのことを追求する。
私は今は、ラーメンはほとんど食べないのですが、それでも小泉さんを通して色々なラーメンを巡ることができたのも良かったです。
ほんとに毎週色んなラーメンが出てきました。
ああ、もうちょっと若ければ、好きな物を気にせずに、色々食べ放題で、食の道を追求できるのかな、
若いって良いなぁ、などとも見ていて真剣に思っておりました。
しかし、最近、不思議なのが、食レポ的なアニメを見ても美味しそうだなって思うのですが、じゃあ実際に「食べたくて食べたくて仕方ない」とか思わず、なんとなくアニメを見るだけで美味しさが伝わるというか、食べた気になれるというは、最近感じた新たな部分でした。
例えば「ラーメン大好き小泉さん」でも、毎週美味しそうなラーメンがたくさん出てくるのですが、見ているだけで結構心もお腹も満足してしまったのですね。
絶対、若い時の私なら、アニメで紹介された味を知りたいって、お店に食べに行ったと思うのですが、見ていてお腹いっぱいになるのです。
これは不思議な感覚でした。
また話が少し、脱線してしまいました。
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アニメからブログ書きに感じたところ
各作品の感想や考察というのはまた別の記事で記させていただければ思いますが、どの物語も面白いと感じた作品は、ひとつの柱を軸として、それでいながら、作る方の伝えたい事もうまく混ぜて伝えている。
これは今後のブログ書きについても考えることになりました。
漠然とああ、面白いなぁとか、そういう視点とは別の角度で今後も面白いアニメから学ぶべきブログ書きのポイントがたくさんあるのではないかと感じました。
年が明けてから桜が咲く4月になるまでほんとにあっという間でした。
これから春のアニメが始まりますが、
どのような柱や軸を通して、作った方の伝えたい気持ちに出会うことができるのでしょうか。
楽しみで仕方ありません。
店長と、あきらと、ヴァイオレットと、ココノツと、さやちゃんと、小泉さんと、その他、たくさんのキャラクターと駆け抜けた季節が過ぎようとしております。
春先なのか季節の変り目か感傷的な終わり方になりますが、(やはり1クールの終わり目は寂しいです)
これから私の大好きな新緑の季節がやってまいります!!
ブログ書きのパワーをもらいつつ、私も次の季節を駆け抜けて、気づいたらああ、もう夏か、季節過ぎるの早いなぁとか同じことを言わないように、少しでも濃い記事を書けるようにして行こうと思ったしだいです。
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