「addicted」狂おしい妖艶な恋心をアイマスの歌詞で考える

恋愛をするとなぜ不安になるのか

addictedとは、直訳すると「中毒」です。

「THE IDOLM@STER LIVE THE@TER HARMONY 10」に収録の四条貴音(しじょう たかね)が歌う「addicted」(アディクテッド)について記したいと思います。

 

四条貴音の歌addictedは、恋に落ちた女性の狂おしいまでに相手を想う気持ち、

相手を「中毒」になるまで想う、恋愛をしている時の不安も含めた「いつもとは違う」気持ちを知る歌詞になっております。

宇多田ヒカルさんの曲で「Addicted to You」というタイトルがありましたが訳すと「あなたに夢中」という意味で、この歌を思い出したりもしました。

 

恋愛で相手を想う気持ちというはやはり「通常」とは違うのです。

どんな時でもいつの間にか頭の片隅に相手の存在がいて、

いつか、それが自分自身だけの思い過ごしなんじゃないのか、

相手と自分との気持ちの距離は同じだろうか、

そんな、考えてもわからないことが堂々巡りになり、解決もしない「不安」を覚えます。

いつしか、その愛しい気持ち、痛みさえもが「快感」にすら覚えてしまう、

まさに「中毒」になっていく気持ちを「addicted」を聴くと思うのです。

 

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四条貴音が歌うと際立つ歌詞

「addicted」を歌う、765プロのアイドル、四条貴音(しじょう たかね)は、いつも冷静で、あまり取り乱す姿を見せない、クールとは少し違った、なんというか、何を考えているのか、

一言で言うと「隙」がない雰囲気を持った人だと個人的に感じます。

貴音(たかね)、通称「お姫ちん」は、出身も「京都」辺りとプロフィールもぼかされております。妖艶で銀髪、古都出身の女王という雰囲気です。

すでにご存じの方が多いかと思いますが、お姫ちんの姿はこのようになります。

(出典Amazon)

プロフィールに謎が多く、ミステリアスな雰囲気が魅力なキャラクターです。
独特な口調も好きです。

ゲームを通して感じる貴音は、確かに謎な設定が多いです。

性格は「感が鋭い」「怪しい気配を察する」という部分もあります。

ひとことで言うと落ち着きすぎていて、何かこちらの気持ちを読み取られてしまうような不思議な感覚があります。

アニメアイドルマスター19話後半のパート、神社の縁日の部分になりまが、

貴音と千早の二人の絡みがある個人的に貴重なシーンだと感じた場面ですが、

「誰にも他人に言えないことのひとつやふたつはあるものです。千早にもあるのではないですか。」

「千早、いつか話せるようになると良いですね。」

「アニメアイドルマスター19話」貴音の台詞より抜粋いたしました。

次の20話「約束」の千早の回、千早の過去の話に繋がるのですが、

アニメでも「千早」の気持ちを察した場面は、ああ、これが貴音の「感」の鋭いところなんだなと感じた場面です。

前置きが長くなりましたが、この「お姫ちん」こと貴音(たかね)が歌う「addicted」は、そんな、いつも落ち着き払って、取り乱したり「隙」を見せない貴音だからこそ魅力が引き立つ歌詞だと感じました。

いつも、冷静でいて時には人の気持ちをズバっと読み解く貴音、そんな彼女でも恋愛に落ちるとこんなに常軌を逸っして人を想ったりするのでしょうか、

やはり、恋愛というはただならぬエネルギーで相手を狂おしいまでに考えてしまう行為だと感じるのです。

「addicted」を聴いてふだんは冷静な「お姫ちん」もこんな気持ちになるのだと思うとなおこの歌詞の理解が深まります。

 

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歌詞で読み解く恋心「addicted 」まとめになります

まず、歌詞で読み解くと記載しましたが、

この歌の曲調もなんとも「貴音」らしい「妖艶」なメロディーとなっております。

この曲は2018新年に行われた「初星宴舞」ではじめて披露された曲になります。

とてもライブの衣装とこの曲がマッチしておりました。

新春ライブということで衣装が「和」をモチーフになっていたのですが、少し「和POP」なメロディーが衣装と、ともてマッチしておりました。

歌っている「原由美」さんもまさに「貴音さんみたいだなぁ」と中の人なので当たり前ですが、心の中で思ってしまい、とてもとても妖しく艶めかしい印象が残っております。

「addicted」の個人的に好きな部分を引用させていただきます。

ズキズキ痛むの胸が 時々壊れそうになる
好きすぎて恋焦がれて 今日もあなたに染まっている
だんだん見えなくなっていく どんどん不安になっていく
なんだか虚しくなっていく 今夜夢でまた逢いたい
触れたい感じたい…

恋時雨 色づいて
枯れる前に 今夜夢でまた逢いたい

曲名「addicted」作詞・作曲・編曲 KOH より引用させていただきました。

歌詞が韻を踏んでおりリズムがとても心地良い歌なのですが、

同時に、その韻が相手を何回も心の中で想いおこす恋心を感じます。

「ズキズキ」「時々(トキドキ)」「だんだん」「どんどん」、恋愛をする時ってこんな感じで相手をいつもどこかで想ったりするのではないでしょうか。

その答えのない繰り返しの気持ちが徐々に不安となって行き、いつしかそんな気持ちに酔って、「中毒」に感じてしまうのではないかと、

「addicted」の歌詞は、過去、恋の迷路に迷いこんだ気持ちを思い出すのです。

最後の「恋時雨」(こいしぐれ)という表現ですが、これは恋心が時雨のようにシンシンと降り積もっていく感じが好きです。

 

私の恋心は枯れてしまったと思われ、
「枯れる前」に夢で逢うことのできない恋心は少し最後に切なくなってしまうのですが・・・

しかし「addicted」を聴くと、まさに、いつもとは違う感覚、不安も含めて、それが恋愛なんだと気付かせてくれる「お姫ちん」ならではの歌だと感じました。

※下クリックで初星宴舞1日目、「addicted」の映像が流れます。(音声がでますのでご注意ください!)

「addicted」はこちらに収録されております。

 
 

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