異世界食堂をみたら10年前食べたお店に行きたくなり行ってきました

アニメ「異世界食堂」を久しぶりに見ました。

今回は、アニメの感想はほとんどないのですが、(一応ですが、ネタバレはありません。)

異世界食堂は、アニメに登場するご飯がとても美味しそうで印象に残るアニメだなと改めて感じます。

久しぶりに見たら、このアニメの登場人物みたく昔に食べた味を思い出してしまいました。

アニメをみて、もう一度食べたいご飯ってなんだろうとふと思い、昔の職場近く、お昼に食べに行った海鮮丼を思い出してしまい、どうしても食べたくなりました。

異世界食堂は「洋食のねこや」が舞台ですので、アニメに出てくる料理は主に洋食になるので、私の食べたかった海鮮丼は出てこないのですが、

昔の味を懐かしむというところ、そこが見ていて惹かれてしまう作品です。

この記事はアニメの感想ではなく、アニメを観たらなんとなく昔食べていたお店に行きたくなり、そして実際に10年ぶりぐらいに訪れた感想になります。

食レポのような、いや食レポでなく、思い出巡りの感想のような記事です。

「異世界食堂」簡単なあらすじ

一応、「異世界食堂」のあらすじをお伝えいたします。

タイトルに異世界とつきますのでなんとなく想像できるかと思いますが、この物語の舞台「洋食のねこや」は土曜にだけ異世界とつながる不思議なお店。

訪れるお客さんは、中世あたりですが何しろ異世界なので登場人物はさまざま、騎士もいればドワーフ、エルフもいます。

剣闘士と呼ばれるライオン(?)もいたりと、それぞれが大好きな一品を求めてやってきます。

お店につながる扉が週一回しか開かない、対価は金貨などなど設定も面白いです。

エビフライの回は、忘れられない味を探し、久しぶりに出会うところが好きです。

これを見て久しぶりに好きだった物を食べたくなってしまい、今回、10年前に食べた職場近くのお店に行ってきました。

 

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10年前の職場の味を求めて

異世界食堂を見て、昔食べた味というところで、

まず最初に浮かんだのが、お昼に食べることができた焼肉のランチでした。

安くて美味しかった思い出が強く、いちばんに思いつきました。

ネットで調べます。

が、しかし、今年の夏をもってお昼のランチは終了とのことでした。

タイミングが遅かったです。ここは夏前にも久しぶり行きたいとちょっと感じてた場所でした。

もしもう一度食べたいと心残りのあるご飯があれば、行けるうちに行っておいた方が良いということでしょう。

1000円ぐらいで食べれた本格的な焼肉・・・、夜行っても良いのですが、あくまでも欲しかったのはお昼に食べていた雰囲気と、きっちり決まった量のお肉でした。

仕方なしにあきらめます・・・。

もうひとつ、近くに、お寿司屋さんがあったのを覚えておりました。

そこのランチの海鮮丼が美味しかったのです。

記憶だと1000円ぐらいで、新鮮なお魚の丼ぶりが出てきた記憶があります。

ふだん食べるお魚とは少し違ったでしょうか。

和食っぽいファミレスですとか、お寿司のチェーン店で食べるお魚とは違う感じの思い出です。

しっかりしたお寿司。

そんな記憶です。(そもそもすごく良いお魚というのを食べたことがないので、どんなのがじゃあ新鮮かなどあまりわからないのですが)

異世界食堂を見て、久しぶりに行ってみようとそう思いました。

久しぶりに、その街を見てみたいという気持ちもありました。

久しぶりに訪れる街の少しわくわくした感じ

10年ぶりですか、正確にいうと9年ぐらいでしょうか、まあずいぶん前の話です。

その時いた会社は外資の会社で、最後は日本から撤退という寂しい結末でして・・・、それから、その場所に訪れる機会もありませんでした。

もはやそこに行く、道順もネットで調べつつ、思い出しながらです。

渋谷でバスに乗り換えて、麻布十番の方へ、都営バスなんてめったに乗らないので懐かしいです。

雲った平日の昼間でした。

ランチなので12時頃を目安に向います。

その会社に行っていた時はいつも朝で慌ただしく、バスも道路も混んでた気がします。

少し後ろ目の位置に座ってバスの窓からの景色を眺めます。

バスは平日昼間前なので空いてます。

意外にもバスから見える建物を覚えておりません。

昔あったのか、もしくは景色が変わったのか、

どうだったろうと思い出しながら、

でも途中でバスのなかで流れる停留場の名前、病院の名前など、ああ、あったなぁと記憶が蘇るポイントがちらほらあります。

渋谷から目的地までバスはだいたい10~15分ぐらい。

一番記憶に残っていたのは、会社近くの歩道橋でした。

面接受けたなぁ、あの時は穏やかに晴れていた12月だったぁと。

面接の出来を振り返りながら、この歩道橋を渡って近くの地下鉄から帰ったっけと、そんな記憶が蘇りました。

目的地に近づくと、ちょくちょくお昼や帰りに出歩いた場所に近づくので景色もだいぶはっきり覚えております。

川沿い、高速道路、コンビニ、案外と変わってないなと、ただ、良く言ったコンビニがローソンに変わっていたりと、良く行っていたコンビニだったのでピンポイントで変化が目に入ってきました。

バス停から降りてお寿司屋さんへ向かいます。

会社のあったビルもまだありました。

今、どんなテナントが入っているのだろう?

気になったのですが、そのあと用事があり、時間が押していたので、とにかく海鮮丼です。

会社があったビルを背に、いつも渡っていた横断歩道を渡ります。

ちなみにですが、いちばん最後に働いた会社で良くやり取りしていた部署も偶然この近くでした。

電話でのやり取りが主で私が通勤していたところは全く別でしたが、ここ近辺の部署に異動していった人がいたので、会えば顔はわかります。

知っている人に会いたくない、しかも昼どきなのでなんだか落ち着きません。

そんなに会うことなんてないのだろうに。(でも以外と世間て狭いものなのですよね。)

12時過ぎに目的の場所に到着です。

懐かしい雰囲気、変わってない、

入口から地下一階へ下がっていく感じ、お店に入ると最初に目に入る水槽、いけす。

いけすに空気を送る独特の音が懐かしい。

しーんと静まりかえった中にごぼごぼと響く音が聞こえました。

どこか暗い雰囲気の照明。

お昼なのに地下一階なので自然の光がなく照明だけ。

BGMが流れている、そういえばここは音楽を流さずにFMラジオだった。

そんなことも思い出しながらつく席を探しました。

店主がいた、そう、ここは、二人、おやじと息子なのか、そして注文受けは奥さんと思われる女の人。

家族経営のような感じのお店。

言葉使いからしておそらく家族。

メニューが懐かしい、手書きでクリアファイルに挟んで、①~⑧ぐらいまでのバリエーションがあって、

12時過ぎに入ったのでまだお昼のお客さんはこれからという感じでした。

一人だったのでカウンター席、奥にはお座敷もありました。

お座敷でよく会社の人と食べたなと。

今振り返るとメニューの見方も忘れておりました。

そう、ここにきて食べたかったのは、リーズナブルで色んな種類のお魚が入っていた海鮮丼、

ですが、久しぶりで緊張してたのか、

とりあえず①を頼んでしまいました。

注文し終わったあとに、出てきたお茶を飲みながらもう一度メニューをみます。

たしか⑤あたりにあった海鮮丼800円、

あ、これだった。

ですがもう注文を通しておりますしカウンター越しに、大将がすでに包丁でお魚をさばいております。

まあ、良いか、

だんだんお昼の人込みも増えてきました。

そういえば、ここのカウンター越しにいるお店の二人ですが、10年ぶりなのにほとんど印象が変わってないなと思いました。

釣りが趣味で経営しているという感じのお寿司屋さん。

上品というよりは、街の商店街の一角にあるこじんまりとしたお寿司屋さん。

壁に貼ってある写真、実際に海釣りに行って魚を釣った写真をみて、そんな写真が置いてあったなと思い出しました。

魚をさばいてる大将のそばにいる、すこし年のとった男性。

丼ぶりに魚の切り身を盛り付ける役目のようです。

大将のお父さんなのでしょうか、すこし片足を引きずり歩いている姿を見て、そういえば少し足が悪そうだったなと思い出します。

しかし、カウンター越しに久しぶりに出会うお店の人達、不思議と見た目がまったく変わらないのです。

タイムスリップした気持ちになりました。

まあ、まるでついこないだ来て、今日もこないだの続きのような。

ところどころ、記憶とは違う、時間の経過がわかる壁に貼った最近のポスターなどもありましたが、ほぼ昔のまま。

だんだんランチのサラリーマンでカウンター席も埋まってきます。

 

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久しぶり食べた海鮮丼

待ちにまった海鮮丼が出てきました。

入った時に他のお客さんがいなかったのに、出てくるまでに結構時間が、とも思いもしましたが、久しぶりに楽しみにしていたせいでしょうか、待った時間が長く感じました。

女性の店員さんが持ってきた丼ぶりが目の前に置かれます。

おや、あれ、んー、

思ったよりも丼ぶりが小さい。

久しぶり見た海鮮丼の正直な感想でした。(正確にいうと海鮮丼を頼んでない)

昔はこの大きさでお腹いっぱいになったのだろうか?

もっと見た目も満足感があって、ご飯の量も多くて、食べたあともお腹いっぱいだった気もするのですが、

昔は、ストレスで食が細かったのかな、などなど、考えます。

丼ぶりは普通のお茶椀よりやや大きいお椀、サイズとしては1.2倍くらいと例えればよいでしょうか、

丼ぶりというよりはご飯茶碗でした。

このイメージが印象と違っておりました。

もっと「丼」という印象だったのですが、思い出補正ですかね。

ただ、丼ぶりの大きさは少なく感じても、丼ぶりのなかには、ぎっしりとお魚がのっかっておりました。

昔はお魚の量で満足してたのだろうか、そんなことも今となれば思います。

そして、小皿にたらした醤油に、丼ぶりの隅に乗っかっているワサビを少しまぜて、一口で頬張れる程度に箸でよそい、小皿の醤油をつけて口に運びます。

美味しい、懐かしい、確かにこんな味だったなぁと、

お魚が柔らかい、

どんどん食べてしまいます。

この後に用事があったこと、ランチの時間で人が増えてきたことなどもあり、少し時間をまき気味に口に運びます。

このお店は一緒にでてくる、あら汁も美味しい記憶がありました。

まだこない、丼ぶりが半分くらいになってもこない。

先に小さなサラダが出されておりました。

ちょっとお店が忙しくなってきたからでしょうか、ほぼ食べ終わりごろにお味噌汁が運ばれてきましたが、これもお魚のだしがきいてとても美味しく、やっぱり懐かしい味でした。

久しぶりに訪れた街、お店、お腹も心も満ちました。

少しタイムスリップしたような感覚になり居心地がぎこちなく、本当はもう少しゆっくりと過ごせればとも思いました。

お会計を済まし外に出ます。

外は曇りから雨に変わっておりました。

地下鉄の駅を目指します。

会社の帰りに歩いた商店街、小さな文房具屋さん、ここで仕事の道具買ったなぁと、懐かしみながら全てを回って見ている時間がなく、雨も強くなってきたので駅へ足早に向かいました。

 

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まとめです(異世界食堂の感想もふくめ)

食レポになっていないような、微妙な内容になってしまいました。

ただ、久しぶりの味、懐かしい味、昔好きだった物、

この記事と「異世界食堂」を無理やりこじつけますと、そんな昔食べた、その人にしかわからない味を再び食べたくなるそんなアニメでした。

実際、10年前に職場のお昼ご飯に食べていた味をふと思い出し、訪れてしまったくらいです。(異世界でも洋食でもありませんでしたが)

さて、あと懐かしい味ってどのくらいあるだろう。

もう一度食べたいご飯、ビルで良く食べていた500円の定食とか今どうなっているだろうか、

昔、デートで訪れたあのときのオムライス屋さんはまだあるだろうか、

雑誌で知って並んでまで食べたけどいまいち微妙だったラーメン屋さん、

みんな今どうなっているだろうか、

新しい味に出会うのも素敵ですが、たまには懐かしくて大好きだった思い出のご飯、それを目当てに食べにでかけるのも良い物だと。

まだまだ、そんなご飯は、思い出すといっぱいあるなと思いました。

「異世界食堂」は、きっと、見たその人が大好きな物を食べたくなる、そんなアニメでした。

ここまで読んでいただきまして、ありがとうございました。

 

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