いつでも「こころ」は黄色信号で大丈夫と感じる歌
「THE IDOLM@STER MASTER PRIMAL」シリーズ「POPPIN’ YELLOW」に収録されている曲、「始めのDon’t worry」(はじめのドントウォーリー)について記したいと思います。
2017年の8月から発売さらた「MASTER PRIMAL」シリーズはそれぞれ、赤、青、黄色をテーマに歌詞に織り込んだCDになっております。
「始めのDon’t worry」は「POPPIN’ YELLOW」のCDタイトルどおり、ところどころ黄色をテーマにした歌詞が織り込まれています。(他収録されている「LEMONADE」も黄色がテーマな曲です。こちらも好きです!)
「始めのDon’t worry」の歌詞から感じるもの、個人的に好きと感じるのは、こころのありようを黄色で表現しているところです。
歌詞のなかで、少し不安で心配な気持ちを「黄色信号」にうまく例えてます。
気持ちは赤信号でも青信号でもなく「中途半端で、少し不安定な黄色、でもそれで良いのだと」感じる歌詞です。
黄色で例えた歌詞が好き
「始めのDon’t worry」の歌詞で好きな部分になります。
(以下、中略になりますが、引用させていただきます。)
単純でいたい
考えすぎている自分は黄色信号だと分かってるけど
人間てそれが得意でしょ?(中略)
純粋でいたい
忘れそうになる自分を潰れた黄身のようにかき混ぜるけど
人間てそれも魅力でしょ?曲名「始めのDon’t worry」作詞・作曲・編曲 田村歩美 より引用させていただきました。
引用させていただいた歌詞を星井美希(ほしいみき)と水無瀬伊織(みなせいおり)がそれぞれ歌っているところが好きです。
伊織(いおり)はふだんはしっかりもので、勝気な性格です。
時に「はっきり」と言ってくれる伊織の言葉は、
漠然と抱いている不安に対して、しっかりとした気持ちでちゃんとした方向へ導いてくれます。
伊織が言えば、強く言われても全然悪く感じないのが不思議なところです。
そして、伊織が「黄色信号なこころの部分」も肯定してくれるなら安心するのです。
いつも強気の伊織が、
潰れた黄身のようにかき混ぜる自分も「人間てそれも魅力でしょ?」ってさらっと聴いている側に投げかける歌詞はとても好きです。
迷ったりしそうもない「いおりん」(伊織)でも、戸惑うことがあるのかなと、
ありませんでしょうか、いつも完璧だと思う人が、
弱音ではありませんが、少し不安な気持ちを持っていることを知ったとき、
なんだかすごく安心したりするときが…。
いつも自信家で、完璧超人にみえる「いおりん」が言うのであれば妙に説得力があったりします。
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伊織の魅力をあらためて感じた歌
伊織(いおり)はその場をまとめたり、締めるのがうまい存在だと思います。
時に苦しい場面を助けてくれます。
伊織に対して、個人的に印象深いと感じたのは「劇場場アイドルマスター」でした。
春香を中心に他のアイドル達が悩む中、ひとりブレずに強気で勝気な言葉を仲間に与え続けた姿に勇気をもらいました。
「もし間違ったって、転びそうになったって、なんとかしてみせるわ、それがわたしたちでしょ」
「劇場版アイドルマスター」伊織の台詞より
この台詞は、後半の重要なシーンで、伊織が放った印象的な台詞でした。
「始めのDon’t worry」の歌詞は最初は「黄色信号 」「潰れた黄身」など一見、弱気な表現となりますが、ひとことでいうと「まあ、そんな気持ちの時もあるよね」って美希と一緒に伊織が歌ってくれます。
聴いていて安心する、ホッとする歌詞の部分です。
始めの一歩は少し怖い時もありますが、心配しないで踏み出せそうになります。
黄色信号なこころの状態であっても、
「それが魅力でしょ?」なんて片付けてくれる「いおりん」はやっぱりとても安定感があります。
先ほどから伊織、伊織と何度も言っておりますが、
もう一人、この歌を歌っている星井美希との組み合わせについて考えるのも面白いです。
美希と伊織のデュオについて
「始めのDon’t worry」を歌っている二人、星井美希(ほしいみき)と水無瀬伊織(みなせいおり)、この二人のデュオも良い感じです。
同じ年である二人、
いつも美希から「でこちゃん」と呼ばれることに対して怒る伊織、
このやり取りはなかばお約束なのですが、実はマイペースな美希の方がしっかり物で強気な伊織をコントロールしているように感じる関係が面白いです。
伊織も美希のボケにちゃんと付き合ったりします。
個人的にはあまりないカップリングのように感じるのですが、
曲を通してデュエットしているアイドル二人の関係性を考えるのも「PRIMALシリーズ」の面白いところです。(「ブルウ・スタア」のひびまこ(響と真)も好きです!この二人のようにお互いにどこかライバル意識があるようなところは似ているのかなと感じます。)
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「始めのDon’t worry」についてまとめになります
美希と伊織が「黄色信号」だったり「潰れた黄身」のように例えた不安も認めながら「始めの一歩」を踏み出して進んで行こうと思える、明るいメロディーも含めて素敵な曲です。
黄色信号な気持ちも、優しく暖かなイエローで包んでくれた「POPPIN’ YELLOW」は大好きなCDです。
初星宴舞二日目でも、セットリストの後半に持ってきて、この先の未来へ続くイメージが伝わるそんな力を持った曲だと感じました。
今回記事にさせていただいた「始めのDon’t worry」が収録されているCDがこちらです。
→THE IDOLM@STER MASTER PRIMAL POPPIN’ YELLOW
このCDは、ライブの初星宴舞参加を控えて「予習を」と思い新年早々、物販のため幕張メッセへ行く車の中で運転しながら聴いておりました。
幕張メッセに着いてからCDを取り出そうとしましたがカーオーディオからCDが出てこなくなりまして・・・。いまでもカーオーディオの中にCDが眠っております。
カー用品店に聞いたところ結構、修理費がかかり、CDを取り出すだけでも数万かかるとのことでした。
めったに車運転しないから「もういいや」とか思いました。
もし何かの拍子に出てくることがあれば、それはそれで思い出がよみがえるのかなぁなどとそんな体験も含めて印象に残ったCDとなりました!
ここまで読んでいただきましてありがとうございました。
※日本コロンムビアの試聴動画になります。(クリックで音声が出ますのでご注意ください!)
追記(作詞・作曲家情報)
この「始めのDon’t worry」を作詞・作曲した田村歩美さんを調べると、アイマスではシンデレラガールズの「あいくるしい」と「HARURUNRUN」も作詞・作曲しております。(2018年5月現在)
「あいくるしい」は、ずいぶんデレステでやりこんだ記憶があります。
それで最近2018年4月に発売された「HARURUNRUN」ですが水本ゆかり譲が歌っておりました。
すいません・・・楽曲が多くて、管理人の晴色は、常にアイマスの曲も含めアイドルのこともキャパオーバーを起こしております。少しついていけておりません。ゆかり譲はデレステで大好きな中野有香ちゃんと椎名法子ちゃんの「ゆかゆかのりこ」の三人でメロウ・イエローというユニット組んでいるので「良く知っていたつもり」だったのですが(あの姉妹感が強い三人が好きです!!)ゆかり譲の声を担当しているのってそういえば誰だったっけ?と調べたら、なんと!!「エロマンガ先生」だったのですね。「いまさらかよ!」って感じですが・・・、色々調べるとこんなことに気づくのですね!勉強になりました!
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