店員の方の配慮に触れた優しさ

メニューが終わった時の店主さんの対応

最近食事についての記載が多いですが、職場の近くでお昼に干物の焼き魚を食べれるお店を数か月前にみつけました。

脂っこい食事を控えるようになりましたが外食ですとなかなか体に良さそうなお店はありません。

揚げ物やファーストフードなどが多いです。

色々探したのですが干物を出してくれるお店をやっと見つけたので最近良く通います。

しかも安いのですね。¥600です(しかも税込み)ご飯も大盛無料です。サラダも小鉢もついてくるという大変ありがたい場所を見つけました。

しかしなかなかお昼の時間も12時きっかりにでれることは少なく、ほぼ14時頃とけっこうな頻度であります。

もう顔を覚えてくれた店主さんですが、遅い時間に行くと「もう干物は終わってしまったのですよね・・・」申し訳なさそうに、そういう機会が何度かありました。

干物の入る数も限られているようでランチの時間帯になくなってしまうことがあるようです。

今日もそのパターンでした。ちょっと急ぎ目でいったのですがもう一人別の店員の方が今日は干物は終わってしまいましたと申し訳なさそうにメニューを出しました。

それでお店を後にしてしまうのはいつもご飯を頂いているお店に申し訳ないので、別のメニューを注文しました。

しばらくしてからいつもの店主さんが出てきました。

「干物はないのですが、秋刀魚ならありますのでいつもと同じ値段で定食でできますよ!」とおお、ありがたかったです。

しかも秋刀魚の塩焼きとは近くの和食チェーン店では¥700ぐらいの値段です。このお店のようにサラダも小鉢もついてこないでお魚とご飯とお味噌汁だけでの値段です。

値段、品数が違うというのがうれしいとかそういうことが書きたいではなくて、別のお魚でご飯をだしてくれるその気持ちにほんとにありがたいと思いました。

そんなメニューにないことをしてくれるなんて。

優しすぎます。
 

 

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不思議に思ういつもお客さんがいないお店

干物の定食が売り切れてしまうなんてさぞ人気のお店のようにみえるかもしれません。

しかし、このお店ですが私がいつも行くときほとんど人がおりません。

大きな店内にいつも一人か二人です。今日もご飯を食べているときは私一人でした。

早めにランチの時間帯の12時の時間帯に行けた時でも数人です。

お店に入っても厨房に顔を出して声をかけないとお客さんが来たことに気づきません。

お会計の時も声をかけないと店主さんはレジへきません。

他のお客さんの時に大丈夫なのかと心配になるような、そんなのんびりした風景です。

利益度外視というスタイル

ほんとに今日のお昼は感謝でした。

いつもの干物も美味しいですが旬の秋刀魚を食べられなんて。

しかもご飯の盛り方も昔話に出てくるような大盛の盛り方でした。

レジのお会計の時もいつもは「ご馳走様でした」ぐらいしかお話しをしないのですが、今日はなんとしても感謝の気持ちを伝えないといけないと思い、ご飯を食べながら話す内容を何度もシミュレーションしておりました。

話すポイントを絞って。3つぐらいのキーワードで短く伝える。

ほんとにそういうところは口下手というか緊張してしまうのです。
 

 

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別のお魚で対応して頂けたことに感謝の言葉を伝えました。「秋刀魚って高くないですか!?いつもの値段で大丈夫でしょうか!?」と

「ぎりぎりですが大丈夫ですよ。たまたま入ったので、また干物がなかったらいつでもやります。」と笑顔で答えて頂けました。

なんでいつもお魚ばかり頼むのかちゃんと伝えねばと思いました。

体調を壊しまってから、お魚を食べられるところを探したのですががあまりこの付近にはないことを伝えました。

「ああ、そういうことだったのですね」と店主さんもなんか納得した様子でした。

ああ、やっぱりちゃんと理由を伝えるのは大切なことなんだと思いました。

そうでないとこの先もただ偏食をくりかえす奇妙なお客さんに思われてしまいそうだったので。

お店にお客さんもいなかったのでそういう部分が伝えやすいタイミングでした。

なんでしょうか、私がそのお店を好きなところですが最初に伝えたように食べたいメニューがあるということも理由ですが、そのお店の利益を度外視してメニューを出す気持ち、そういう雰囲気を感じていたのかなと気づきました。

いつも同じメニューを注文しても優しくありがとうございますとお釣りをくれる店主さん。

私はそのお店の背景などほんとの部分は知りません。

でも感じるこころの部分や言葉では伝えられない好きな雰囲気というのがありました。

お客さんがいないのだって気楽で落ち着けて、せかせかしてなくて、そういうところも好きだったんだって。

いまさらながらの気づきでした。

感謝の気持ちを込めてまた訪れたいと思います。

 

 

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