いまさらですが、ひとりで行動する、どこかに行くことについて個人的になにも躊躇を感じません。
寂しさとかそういうものですが感じません。むしろその意味が最近はあまりわからないというか。
いまさらな年齢なのであたり前の感覚なのかもしれません。一人でどこかに行くこと出かけることに何も恐怖を感じません。
むしろ気持ちは楽です。
ほんとにごくまれに親しい人と行動することが最近でも数年に何度があります。最初は楽しいのです。ほんとにこんな時間がずっと続けばいいのにと思う気持ちに触れることがあります。それでもどこか心の片隅に感じる孤独感。
これはうまく表現できません。
それはいま私が感じている気持ち、観ている景色というのが一緒にいる人とはたして同じかどうかわからないからかもしれません。
同じ気持ちかどうかを確かめるすべがないのです。
確かめることができないから不安になるのかもしれません。
こういうところはほんとに我ながら面倒くさい人間だと私自身でも感じます。
結論からいうとそういう気持ち、心にひっかかる気持ちも一人で行動してしまった方が気にしなくて良いのです。
余計な心配をしなくて良いので気持ちが楽になるのです。
もちろん映画を観に行くのにも、音楽を聴きにいくのにも、おのれが好きな物を自身で選んで行くのですから不安などあるはずもないのです。
人に気を使っていたらその場所で触れる大切な感覚、大切な気持ちもどっかにいってしまうかもしれません。これは究極的な意見なので、実際はそんなことは少ないと思います。
同じ楽しみを共有している人がいて、意見も合って、そういう人達と行動できたらどんなに楽しいことだろうと思うのですがやはり私には苦手です。
素をだすことがこわいからかもしれませんし、またどこかで感じる孤独感をまた感じるのがいやなのかもしれません。
本音で語ることの醍醐味ということ。そういう物を知れたらどんなに素敵だろうかと思うことも今更ながらあります。
そういう面白みをずっと避けていたからなのでしょうか、いつの間にか一人でいるということが慣れてしまっていました。
一人ででかけることのメリット
- 一人でできるだけ完結できるからです。
- 一期一会を大切にできる
一人できるだけ完結できる。もちろん、何か買い物をしたり、映画を観たり、音楽を聴きにいったりした際に、店員の方、チケット売り場の方、観に行ったアーティストの方そういった方達がいなかったら一人では何もできません。
でかけた時に関わった人たちには心のなかでそっと感謝です。
ただ、その時に沸き起こった気持ち、感情、感動など、すべて自身の頭の中で処理できるのでやっぱり個人的に楽だと感じます。
ここは良かったよね、あれはああだったよね。そういう話は楽しいですし、そういう意見もあるって同じ行動をすることで気づきもあるかもしれません。でも私の感じた感覚とは違うかもしれません。よっぽど気心が知れた人ならそれは楽しさに変わるかもしれませんが、その辺のコントロールをするのが個人的になかなか面倒くさいのです。
まわりに気を使っている必要がないので自身の考えに集中できるといえば良いでしょうか。
一期一会を大切にできるということもあります。例えばですが買い物にでかけた時、私は店員の方と話しをするのは結構好きです。
まあ、店員の方も商売でやっているのでお客さんにちゃんと接するのはあたりまえかもしれませんが、そういうのを抜きにして売っている品物について聞いたりするのは結構面白いものです。ええ、初めて知った、そういうことなのかと知る知識もあります。
何かのイベントなどに行って同じ趣味を持つ人にたまたま話す機会があった時などもその時だけの少しの話なのでやっぱり楽です。
でも一瞬でも、短い時間でも好きなものについて話を共有できる瞬間があった時は嬉しいです。
それもその時だけの一期一会の関係だから成立するのかもしれないと思いました。
一期一会の方が素直な意見を言うことができる。どう思われようが、この後につながることもないので取り繕う必要もありませんし。でももう会うこともないかもしれないのでできるだけ真っすぐな意見を言おうって意識になります。(あくまで意識であって、やはり自然と仮面をかぶる自分は心のどこかにはいます)
われながら面倒くさい人間ですね。
デメリットとしては、そうですね、同じ楽しみを共有することができないということでしょうか。楽しいって感じた時に気持ちを表現する相手がない時でしょうか。
でも正直、そういうの今の生活では少ない気持ちもします。
なのでやはり個人的には一人でいることについて考えたのですがけっこう楽です。
たまには日常のささいなこと話せる人がいるのは絶対に必要かと思います。
ただ、買い物や、個人的な趣味や興味について向き合う時にでかけるについてはやはり私は一人派です。
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