ぶどうの便り 巨峰 マスカットを冷凍保存して美味しく食べる方法

大粒なぶどうを効果的に保存して美味しく食べる方法を考える

長野からぶどうが届きました。

巨峰とマスカットです。

1箱の中に巨峰が7房とマスカットが2房でした。

例年ですとこの巨峰の数がほんとに多くしかも皮をむくのが大変なので結構困っておりました。

しかし旬のものです。

美味しいまま、しかも食べやすくできないか色々調べました。

なんと冷凍すると保存もでき食べやすいのですね。
 

 

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冷凍して食べやすくする

巨峰はそのままで食べるとやはり皮をむくのが大変です。しかもジューシーなので果汁が落ちてきて手を拭いたタオルも果汁で紫色になってしまって後始末も大変です。

しかも果物なのでいくら冷蔵庫で入れていてもやはり熟れてくると自然と紫色の果汁が包んでいる紙に染み込んできます。

これが悩みでした。量が多いのですがそんなに一気に食べることもできない。しかし保存も冷蔵庫だと限界がある。そこで冷凍して保存しながら食べてみようと試してみました。手順はけっこう簡単でした。一気に作業をしてしまうとあとは食べるのが楽になります。

  1. 房から巨峰・マスカットの実を取り外す
  2. 流水で皮を洗う
  3. キッチンペーパーで水分を取り除く
  4. ファスナー式ビニール袋に入れて冷凍する

1.房から巨峰の実を取り外す

房についてる巨峰の実をお皿などにいったん取り外します。力を入れなくてもぽろぽろ取れるので、そんなに力を入れないでも大丈夫です。強くすると実が崩れてしまいますので優しく外します。

 

2.流水で皮を洗う

房から取り外した巨峰の実を水切りざるへ移します。水切ざるの下に大きめの鍋を敷いて、水切ざるの中に水を満たします。水がいっぱいになったら、実を傷つけないようにゆっくり手でころころ実の表面を優しく洗います。野菜の皮を洗うのと同じ感覚で撫でるように優しく洗えば良いです。食べるときに皮をむくと思いますのでそんなに丁寧に洗う必要はないと思います。全体的に洗い終わったら水切ざるを上げて水を切ります。

 

3.キッチンペーパーで水分を取り除く

この作業も優しく行います。1粒か2粒くらいをキッチンペーパーで優しく包んで皮の表面についた水分を取り除きます。慣れてくると4粒くらいでも一気に水分を取り除くこともできます。

 

4.ファスナー式ビニール袋に入れて冷凍する

ここまでくればあとは楽ちんです。ひと房分の粒を一袋に入れて冷凍庫にしまいます。鮮度を保つためにもなるべく空気を抜きます。

出来上がり例

このような感じになります。一房に一袋ですが結構な量ですね。1~4までの作業を1房づつ繰り返し行いましたので所要時間は1時間ほどでした。

しかしやってしまえばスッキリです。

果物アイスのデザートのように美味しく食べやすくなる

実際に冷凍した実を食べてみました。

これは本当に食べやすいです。皮をむくストレスがなくなりました。

実が凍っているので皮もむきやすく、皮をむいても巨峰やマスカットの果汁が指先に落ちてきません。

注)カチカチに凍っている場合は粒を流水で30秒くらいさらします。皮の部分だけ解凍されて、つるっとむけます。(あまり流水にさらすとぶどうの粒も解凍されてしまうので、ほんとに30秒くらいでさっとで大丈夫です。

皮もだけ剥がせるので効果的に巨峰の実だけ取り出せました。

しかも冷えてて美味しいです。

自然のぶどうのシャーベットができました。

こんなに美味しい食べ方があったのかといまさら気がつきました。

イメージとしては自然解凍した場合は冷凍ライチみたいな食感です。流水で皮だけ解凍したぶどうの場合はぶどうシャーベットです。

味なのですがやはり旬の食べ物なのでみずみずしいです。
 

 

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巨峰はやはり甘いです。こんなに甘かったのかと驚くほど胸が少しやけるような甘味でした。今年は雨が多かったのスーパーで売っている果物はすこし味が薄かったり、果実がぼけていた感じがしましたがとても味がしっかりと甘味が沢山ありました。一気に食べて糖分が大丈夫かなと思うほど甘味が強かったです。

マスカットは少し酸味があってさっぱりしてます。また皮が固いのでよく洗っていれば皮ごと食べても良いです。触感がシャリシャリしていて好みにもよりますが私はこの歯ごたえが好きでした。

巨峰もマスカットも甘い、しかも天然の甘味、ジューシーでみずみずしくて美味しいです。

冷凍にする作業の過程で触った果実一粒一粒が宝石のような感覚でした。

冷凍させることで果物をだめにする心配もなく、しかも食べたいだけ取り出せるので巨峰やマスカットを効果的に食べることができると思います。

ちなみに冷凍する巨峰やマスカットの粒は、粒についてる枝の部分(ぶどうの軸)の切り取りに手間がかかるので今回枝は残さずに手でぽろぽろと房から取り外しました。食べて見たところ全く味に問題はありませんでした。本来であれば一粒一粒ぶどうの軸を残して冷凍する方が鮮度を保つのにはより効果的とのことです。

 

美味しいと感じる鮮度の保存期間は1週間ぐらい

いくら冷凍保存したとしても、美味しい、ジューシーと感じる保存期限は実際に食べてみましたが1週間ぐらいです。保存料など使わずにそのまま冷凍しているからでしょうか。1週間以上過ぎるとだんだん、ぶどうの独特の甘みが薄くなってきます。それでも皮がむきやすくシャーベットのようにまだまだ美味しいですが。しかし冷凍でもやはり味の鮮度というのはあります。旬の物の美味しさを味わうのはできるだけ早めに食べることがお勧めになます。

ぜひぜひ旬の食べ物できる限り美味しく、色々と工夫をして秋を感じることができればと思います。

 

 

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