夏の花火について

花火の情緒って良いですね

今日帰り、家の近くのバス停を降りたら、近くの遊園地から花火の音がきこえました。

ドーンと低く、暗い夜空の端から響いてくる音、

振動が伝わってくる。

今日は週末、土曜日だったので、8月になると毎週打ち上げるのですね。

昔は家から見えました。

綺麗でした。

小さなスターマインは低く打ちあがるので向こうの家の屋根が邪魔してみえません。

うちも2階からみたのですが、

最後の方のやなぎになると空をゆっくり黄金の糸が覆いつくします。

夜空をなめるように、這うように、花火が下に落ちていきました。

すごく印象的でした。

この遊園地の花火ですが、大きくなってもこの夏の時期に仕事から帰ってきた時に、別の路地で、どこかのおばあちゃんと孫と思われる二人連れが、道端から花火を眺めてたのが印象的でした。

そういえば、長野に行った時も花火をみたなと。

丘の上にあった家からは、向こうの山から打ち上げられる花火が眺められました。

でも田舎の花火なので、尺も大きくなく。

数も頼りげないくらい少ないです。

一発打ち上って、次にうちあがってくるのはいつになるのやら。

のんきなものでした。

都心で良くやっている花火大会のようにこれでもかと無駄に多く打ち上げらるのとは対象的でした。

そして、どこかで買った家庭用の花火でも遊んだなって思い出しました。

バケツを持って行って、終わった花火を持ち帰って、

一瞬で終わりますが、ねずみ花火や線香花火、あの独特な匂いで夏を感じておりました。

飼っていた柴犬が線香花火をすると、とても騒いでたのも思い出されます。

 

バスを降りてからの帰り道の話に戻りますが、家まで歩いていると、近くの家の家族が家庭用の花火を家の前で遊んでおりました。

小さい子も含めて家族揃って、

昔そんなことあったなって、

ふと思い出しました。

たぶんお盆でみんな集まったのだろうなって、

楽しそう。

みんな過ぎ行く夏を楽しんでいる。

なんで夏になると夜は花火なのでしょうか。

ふと考えました。

あの、夏の夜の、しんと静まり返った独特な雰囲気。

昼とは対照的な静寂。

そこが見えないような深い闇。

そんな不安を振り払うように花火に光を灯す。

みんな夏を感じたいのだって。

たぶん、生きていること、命を燃やしていること、それを花火になぞらっているのかと。

よくまとめられないですが、そんなふうに感じました。

やっぱり花火は夏の夜がいちばん似合いますね。

 

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