ぶどうに続いて梨が姉から届きました。
千葉に住んでいますので、梨の季節になりわざわざ送ってくれました。
かおりという品種でした。
ほんとに大きいサイズです。小さなスイカほどのサイズです。
これは食べごたえがありました。
どうでも良いですが、梨は個人的に一番好きな果物だと思っております。
実がしっかりしているのに果汁が豊富でそんなに甘くない。
毎年秋になると梨は良く買って食べます。
今年は天候の影響か、スーパーで買ってくる梨は少し実がやわらかくちょっと歯ごたえが少ないかなと思っておりました。
スーパーで売っているサイズの梨を沢山送った方が良いか、大きなサイズのを数個送った方が良いかどっちが良いかと電話で聞かれましたが、大きなサイズの方が姉から届いたことがわかるから大きいサイズでと答えました。
もう本来であれば頂くだけでも感謝なのですがサイズまでリクエスできるならとちゃっかり答えました。
季節の物が届くことでたまにしか話さないやりともできます。
こういう季節の変化にも感謝をしたいと感じました。
届いた梨は実がしまっておりこれはシャリシャリしてとても歯ごたえがありました。
水分も沢山含んでおりほんとに美味しい、これぞ梨という触感でした。
ほんとに実りの秋です。
もらってばかりで申し訳ないので、こちらは近くのデパ地下のお菓子をお礼に送りました。
私の住んでいるところでは果物などはまったく取れないのでそういう土地のものがあるのは羨ましいと季節の食べ物が届くと感じます。
しかし、どうして実りの秋なのでしょうか。
ふと思いました。
ひとつは日照時間でしょうか。
太陽の恵みの力はすごいですね。
また暑い夏の気温を過ごすことで果物も成長するのでしょうか。
暑さに耐えて実る果実。
厳しい日差しに耐えて実る果実。
耐えた分だけ美味しさも増すのでしょうか。
人にも言えることではないかと少し感じました。
生きていれば少しはつらい環境があります。
その時はほんとにしんどいかもしれません。
夏の直射日光のように厳しい日差しもあるかもしれません。
息をするのもしんどい暑さのような苦しみもあるかもしれません。
でも少し耐えてみる。
そうすれば、その先に少しに何か違ったものが見えるのではないかと感じました。
果物のように美味しい果実のようなものがその苦しみの先に必ず生まれるかはわかりません。
まだそういう景色を私はみたことがありませんが、でも、いつかは私なりに実るのではないのかと少しばかり感じました。
それがいつになるのかはわかりません。
夏の日差しのように強く、冬の寒さのように厳しいことの繰り返しかもしれません。たまには春や秋のような優しもあると思います。
でも私にできることを少しづつ、簡単にできることからでも動いてみる。
そうすればいつかいま口にしている果物のように大きな実を自身の心のなかにつくることができるのはないかと。
わたしなりに感じた秋の味でした。
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