同じページを何度も繰り返してしまう
本を読みたいのですが時間があまりありません。正確にいうとゆっくり、しっかりと読んでいる時間をとることが難しい時です。
はやく次に進みたいのになかなか理解に苦しむものに突き当たったりするとさらにペースが遅くなってしまいます。
なんとか理解しようとしますが頭に入ってこず、同じページを何度も繰り返す。
最近そうなってしまいました。
でも思いました。その人にとって読みやすい、理解しやすい、把握しやすい、そのような、合うあわない文章というのがあるのではないかと。
おそらくですが、その時に読む自分の心の状態によっても違ってくるのかなと感じました。
できれば本はゆっくりとした時間に腰を据えて読みたいものです。
せかせかしてない時の方がやはり読書から感じ取る部分は違います。
好きな物を読み返してみる
あまり時間がなくて、新しい本を読んでも進まない時ですが、好きな本、自分が読みやすいものを読み返してみる方が良いかもしれないと最近感じました。
時間がとれない集中できない時は今まで読んだことのある好きな物であれば心情を読み解くのも比較的簡単です。
一度知っている物語の内容から、さらに深い部分を知ることができる。理解が深まります。
あたり前の話をしてしまっておりますが、今なかなか読み進められないものよりも、知っている内容の方がすっと入ってきてさらに新たな発見がある。
しかも、ああ、こういう表現があるなぁと感心してしまいます。
本以外のものでもそうでした。
歌でも、映画でも、スランプな気持ちの時ほど今までのものを頼りにしたりすがってしまいます。
繰り返すことで深まる理解。
新たな発見。
なかなか時間のとれない時に古い文章のものとか難しいです。時代小説とかかなり難読になります。
名作と呼ばれる本ほど読み解くのに頭の心の体力も必要となるのですね。
そして時間・・・。
そういう時に新たなものに挑戦するのは難しい時もあります。
一度休憩です。
時間をおいて再度挑戦してみる。
今まで好きだったものを振り返って新たな気持ちを発見する。
その方が効率が良いのかもと思いました。
無理をしても理解ができない。
好きな物をむさぼる。
あたり前のことですが私はなかなかそういうのが苦手なのだなと感じました。
すべての文章の表現を理解できる読書力を持つ人は正直うらやましいです。
なんで理解できないのかと悔しい気持ちの私がいます。
でも、私は好きだった本をチラ見するだけでも良いのです。
なんとなく開いたページから見えるまた新たな風景。
前回読んだ時は感じることができなかった新たな気持ちに出会うことができればそれは有意義な時間だったのではないかと思います。
課題はいったん置いといて、そして余裕があったらまたあとで向き合ってみる。
向き合う体力ができた時にあらためて挑戦してみる。
本に限らずどんな趣味でも同じのような気がします。
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