始発で参加!?初星宴舞(アイマス765プロ) 前日物販情報体験記

※前回までのあらすじ

こちらが前回の記事になります。

hareiroPは2018年1月に開催されたニューイヤーライブ初星宴舞(1/6~1/7)の前日物販へ参加しようとなんと前日に思ってしまったのでした。(まさに色んな意味で前日物販です・・・)

この記事では、実際に「始発組」として参加いたしましたが、始発で参加するまでの様子を引き続き、ドキュメント風でお送りさせていただければと思います。

※実際の始発での参加の雰囲気、規模、人の多さ、などなどは次の記事にて詳しく記載いたします。この記事はあくまでもいち参加者とし、こんな経験をしたというものを記しましたので興味がある方は読んでいただければと思います。

前日物販を始発で並ぶまでの道のり

初星宴舞の前日物販は1/5(金)だったが、前日に仕事に終わってから参加しようと思ったので、前日の夜に仕事が終わって家についてから明日のことを考えるというなんとも行き当たりばったりのものになってしまった。

簡単に書くと、前回の記事でも触れたが、

海浜幕張駅を過ぎる上り電車でAM5:02分(平日ダイア)これに乗って海浜幕張駅を降り立てば良い、ということになる。

ただ、どう考えても、hareiroPの住んでいる方面からではネットで調べると始発で出ても、AM7:00過ぎに海浜幕張駅に到着することになる。

もしくは別の路線、JRを使って遠目の駅を使用したとしてもAM6:30頃に海浜幕張駅に到着となる。

始発のAM5:02なんてとうてい間に合わない。

東京駅近くもしくは海浜幕張駅近くのビジネスホテルなども考えた。だが考える時間もあまりなかったし、実際に海浜幕張駅近くのビジネスホテルが空いているかもわかない。もうすでに仕事から家について20時を過ぎていた。これから東京の西の方から、東京の中心を通過してさらに千葉の方まで頑張っていっても23時ごろにつくだろう。そこから泊まる場所を探す。

短い時間の中で色々考えた末に、もう車でとりあえず行こうと考えてしまった。

その方が確実だったからだ。(※後述しますがこの方法はおすすめしません。前日にやはり近くのビジネスホテルを予約して余裕をもった行動を強くお勧めします)

 

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真夜中のナイトドライビング

車でとりあえず海浜幕張まで行けば確実である。

思い立ったらもうさっそく行こうと考えてしまった。

おそらく、仕事から帰って寝てしまったら朝起きれない。

だから起きている今のうちに行こうと考えた。

とにかく、寒くない格好だけをして。

■当日の服装 半そで、長袖1枚、スポーツ用パーカー、ウィンドブレーカー、薄目のダウンジャケット、真冬用のダウンジャケット 下、ヒートテック2枚、靴下2枚 カイロ2つ

とにかく、どれだけ寒いか想像できなかったが、厚着をした。(※汗をかいた時のために着替えが必要でした)

後はお金と免許証をもって、そそくさと車に乗る。

ふだん車などあまり運転しない。

乗っても近所あたりなので、遠く千葉幕張までとは、あの時はほんとに気持ちが高ぶっていたのだろう。

もう購入してから10年以上経つ日常の買い物の足として使っている軽自動車で幕張へ向かったのである。

だいだい目的地へは2時間半くらい。距離にして60Kmほどだった。

車でライブに流れるであろう曲の予習も含めてCDを流しながら車を千葉方面へと走らせた。

ほとんど長距離など走らない、それも都心も通らないhareiroPみたいな運転者が大丈夫だろうかと思ったが、むしろこの夜のドライブは非日常で楽しかった。

平日22時を過ぎた夜の道路は空いていて、ほんとに気持ちよいぐらいスイスイ車が進む。

甲州街道を上っていったのだが、ほとんど信号にひっかからない。

オレンジ色の街燈が道路を照らして、ひときわ綺麗に映った。

車も少なく、ほぼ長距離をふだん走らないhareiroPでも運転は楽しく感じたし、これから幕張へ向かう気持ちの高揚もあって、車内でアイマスの音楽を流しながら走らせる夜のドライブは別格であった。

思っていたよりも早く、笹塚付近を通過し新宿へと出た。新宿駅南口付近に差し掛かる。

むかし、働いていた場所であり、良くここら辺を歩いていたなぁなどとまだ新年早々で人も少ない5日ごろの夜の新宿を通った。

新宿駅南口を通り過ぎて、真っ直ぐ四谷を抜けて国道20号の道の行き止まりが半蔵門であることをこの時はじめて知った。

去年の秋に東京FMホールに訪れたが、まさかこの時間に車でここにくるとは。

皇居付近の夜景は23時頃になっており、車もほとんど少なく、だれも人気のない、だけどライトアップされている奇妙な別世界感がいまでも印象的だった。

皇居の建物の光がお堀に反射されていてまるで幻想的な雰囲気だった。

夜景に見とれながらもどんどん車を進めて、夜なので有料道路をつかうこともなく、

あっという間に夜の都心を抜けていった。

荒川を過ぎて、綺麗な建物のライトアップを眺め、千葉方面へと向かう。

石油の宇佐美がみえてきたあたりで千葉が近づいてきたんだなと感じた。(だいぶ前に千葉まで海水浴にった時に見えた看板を覚えていた)

荒川をすぎて体感で車で1時間あたりであろうか、

ドライブも終わりに近づいてきた。

日付が変わろうとしていた。

海浜幕張の綺麗に道が広く、整備された地区に近づいてきた、当然だがひとけも少なく、ガランとしている。

幕張メッセの近くの駐車上は豊富である。これは事前に調べていた。とにかく広く台数も豊富である。

どこもだいたい一日中止めて¥1000ぐらいである。

hareiroPは駐車上に車を止めてからこれから先のことを考えていなかった

そう始発まで車で待つのか、どうするのか、

この時に、AM5:02分までどうするのかはじめて考えたのである。

ここからがいよいよ長い一日の始まりとなった。

 

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海浜幕張駅から始発の蘇我駅にたどり着くまで

hareiroPはあの時とにかく、海浜幕張まで到着するのに必死であったのだろう。

今思えば相当無謀なことをしていた。

そして、アイマスの前日物販始発組について、その時に今更気づくのであるが、ルールとして

AM5:02分に到着する電車で海浜幕張駅を降りなければならない。

冷静に考えれば、始発の蘇我駅まで車で行って、そこで始発に乗れば良いはずであったが、なぜだが、駐車場がないかもと考えしまった。(これはほんとに後から考えると笑い話になるのだが、ほんとにあの時は前日物販というのがどんなものなのか、始発組がどんなものなのか想像できなかった。)

※hareiroPの想像⇒始発蘇我駅でもすでに満員。(実際そんなわけないです!!)

なのでどうしてか、しばらく車の中で考えた結果、

始発の蘇我駅まで歩いて行こうという暴挙にでるのであった。(東京方面からの始発着だとAM5:09着なので蘇我方面からの電車より到着が7分ほど遅い)

MAPで調べる蘇我まで13.1Km徒歩で2時間42分と表示されていた。

かなりまよった。「始発の時間を過ぎて、少ししてから物販にならんでも良いんじゃないか?」って心のどこかがささやいていた。

蘇我駅発、海浜幕張方面始発はAM4:50分発だった。

車のなかでしばらく休んだあとにどうしようか考えた、一つ前の検見川浜駅までなら歩いて35分ほどで着く。

ひとつ前の駅から乗車する手もあったのだが、いかんせん、感覚が麻痺していた。もしかしたらそこまで歩いていっても、始発の電車は満員で乗れないかもとふと想像してしまった。

というか、もう、ここまできたら、始発の蘇我駅発の最初の電車がどのようなものであるのか興味が沸いてしまったのである。(正直見てみたかった)

チケットを分けてくれたkurukuruPさんも蘇我駅の始発で乗って参加するとのことだった。

だから同じところを目指そう。

無謀にも一月の新年早々の深夜に海浜幕張駅から始発の蘇我駅まで2時間半ほどの距離を歩いてたどり着こうと考えてしまってた。

もう思ったら足が動いてしまっていた。

ふだんランニングで7Kmは走れている。ならその倍じゃないか。13.1Kmなんてたぶん大丈夫だろうと。

(13.1Kmがどのくらいがわかりづらいですが、中央線なら東京駅~高円寺駅間ぐらいの距離になります。山の手線の直径の2倍くらいです。

 

やってもし後悔するのと、やらないで後悔するのと、どちらを選択するのか考えた時に、やって後悔する方を選んでしまっていた。

車に出てから幕張メッセあたりを歩き始める。

やたらにライトアップされていて、しかし誰も人気の感じない綺麗な街並み。道路がとにかく広く感じた。無機質な都市的な雰囲気を感じた。

ここから13.1Km先、距離よりMAPで表示される2時間42分を歩けるかの方が自信がなかった。

もう日付もかわっているが、前日に仕事を終えてから、車で海浜幕張駅にたどりついて、寝ずにさらに歩ける時間かなと考えた。(注:くれぐれも寝不足で運転ですとか無理は本当はダメです。)

そして、この時に痛切に感じたのであるが、

寒さでスマートフォンの画面が真っ白になる。そしてGPSを使うとあれよあれと電源が減る。

これは真夜中に知らないところを歩くのはかなり心細かった。

電源を入れては歩いている道が正しいのかを確認し、間違ってなければすぐに電源を落とす。

寒さで画面の液晶が白くかすみ、MAPがはっきり見えない。しかもどんどん電池がさらに減っていく。(いま思えば通信アンテナの基地局からの距離が遠かったのなどの影響で電池の減りが速かったのかも知れません。)

まるでこの電池の減りは心細さを表すかのようだった。

幕張メッセを出発しばらくは大きな通りを歩く、ただひたすら歩く。

hareiroPのふだん生活している場所よりもこの海浜幕張周辺は道が広く、綺麗なマンション群が多い気がした。

なぜかデイリーヤマザキが多い気もした。

蘇我方面の道をなかなか見つけれらず、海浜幕張あたりをうろうろしたので、時間をロスしてしまったが、

蘇我方面の道のりを見つけた。

そこからはひたすら歩く、迷ったので40分ほどだろうか、はじめの駅の検見川浜駅にたどりついた。

途中道路が広すぎて、信号もなかなか変わらない。ずっと赤のままで急いでいる気持ちに焦りがともる。

海浜幕張から蘇我まで、検見川浜、稲毛海岸、千葉みなと、蘇我と到着まで4駅を歩かないといけない。

まずここ検見川浜駅で、電車を待とう、そうも思ったが、やめた。

まだ蘇我駅発のAM4:50分までは時間が2時間半くらいあったと思う。

次の稲毛海岸駅を目指した。

ここら辺を過ぎるとだんだん街の明かりの少なくなってきた気がするし、道も暗かった。当然だが深夜2時過ぎに誰も歩いている人なんていない。

この時に歩きやすいウォーキングシューズを履いてきてほんとによかったと思った。

再度、今の歩いている方向が間違ってないかスマートフォンの電源を入れて、道を確認する。

AM3:00分ごろに稲毛海岸駅に到着した。

この時に稲毛海岸駅のタクシー乗り場に1台のタクシーがとまっていた。稲毛海岸から蘇我まで車で20分、距離としてもまだ10.3Kmも残っている。

始発まであと2時間弱、MAPを信じればぎりぎりで間に合うかの距離である。

かなり迷った。

でももう何故だか歩いていこうと思ってしまった。(いま振り返るとかなり高揚していたのだろう)

ただひたすら歩く、だんだん街の雰囲気もさきほどの海浜幕張とちがって、田舎になってきて心ぼそい。

途中で団地の一本道に入ったのだが、ここがほんとに心細かった。

車も通らなければ、先の見えない一本道。

第~区という無機質な数字、左側に団地が見えて、右側には京葉線の線路。

あまり明かりの少ない真っ直ぐな道をずっと進んだ。

団地の中の道は先が真っ暗く、先を見て歩くとそのままどこかに吸い込まれてしまうのではないかというような気持ちが沸いてきた。

たまにぽつりぽつりと見える団地の部屋の明かりに少しほっとしたが、ほぼ先に明かりの見えない道はやはり薄ら怖く、途中で通り過ぎるどこかわかない学校の校舎の窓ガラスは何か不気味なものがあった。

なんで夜の学校の雰囲気ってすっと怖いのだろうか。視線をそらして前を見てただ歩く。

 

稲毛海岸を出てAM3:17分ごろにMAP再び確認するとあと7Kmとでてきた。

この7Kmという表示は心を落ち着かせてくれた。

ランニングでこのぐらいの距離は走ったことがあるからだ。

いざとなったら走れば1時間くらいで到着する。

この時ばかりはランニングをしていてよかったと心底おもった。

たどりつくことができる根拠を持てたからだ。

始発のAM4:50分には到着するだろうと。

 

長い団地を抜けるとしばらくすると、千葉みなと駅がみえてきた。

AM3:44頃に千葉みなと駅にたどりついた。

ほんのりと潮風のにおいを感じた気がした。

モノレールも見えたがここでゆっくり眺めている暇はない。

スマートフォンをみると後4.5Kmだった。すぐに電源を切る。

千葉みなと駅のモノールも写真におさめておきたかったがなにせ電源がどんどん減る。

何回も電源の入り切りをしてるとそうなるかわかならいが海浜幕張を出た頃に80%以上あった電池の残量がすでに50%ぐらいになっていた。

物販にならんだ時の商品を選定のためにもどうしてスマートフォンの電池は残しておく必要があった。

千葉みなと駅から蘇我まで4.5Km、時間はそれでも1時間弱と表示されていた。調べるとhareiroPのよく使う路線の一駅区間がそのくらいなので具体的なイメージができた。

そう考えると始発のAM4:50分はぎりぎりの時間だと感じた。

ここからもうあと4.5Kmだからと、あとひと駅区間だからと気持ちがチャージされた。

そこからはできる限り走った。

もうここまで10Kmほど歩いてきて、そもそも歩くことを予想してない、冒頭で記載した防寒着の格好なので、ここで走るというのはふだんのランニングとはまったく違う。

背中にカイロなどを忍ばせていた自分が馬鹿だと思った。

だか脱ぐこともできず。

とにかくそれでも走った。

しかも気持ちが高揚しているので寒さしのぎでつけていたマスクの存在を忘れている。

いつもよりも走っていて苦しいなと感じるがあたり前である。

しばらくマスクをつけたまま走っていた。ほんとに馬鹿だと思った。

ただ、走れば4.5Kmの距離はだんだんと距離が少なくなって行き、

とうとうAM4:08分頃で残り1Kmとなった。

ゴールは見えてきてAM4:15頃に蘇我駅が見えてきた。

長かった。ほんとに長かった。距離もそうだが、深夜に一人で知らない場所を歩く行為は精神的に長かった。

蘇我駅は思っていたよりも小さく、駅前のコンビニは一軒だけだった。

hareiroPはたどり着いたのも早々に、コンビニでボールペンと、着替えのTシャツを買う。(ボールペンは後々必要になります)

Tシャツはもちろん着替え用だった。

最後に千葉みなと駅を過ぎてから一気に走ったので汗だくだった。

しかも防寒着を着ているのでもうほんとにどうしようもなく汗をかいていた。

このまま物販に並んだとしてもこんなに汗をかいたままならおそらくどんどん冷えて風邪をひいてしまうだろう。

物販発売開始がお昼の12:00からだから、さらにこれから極寒の中で待つということが残されているのだ。

そして、目的の蘇我駅を見渡すと、まったく思っていたよりも人が少なかった。

いやほとんどいなかった。

駅は始発から並ぶのではないかと考えていたhareiroPの想像とは反対に、静かでおだやかで、一日がこれから始まるであろう駅だけが、明かりを灯し、始発に備えていた。

hareiroPはコンビニでトイレを借りて着替える、汗で着ていた中身はぐっしょりだった。

防寒のあまり背中や腰にカイロを装備していたが、それが暑さに拍車をかけていた。

色々とここまで無謀にもたどりついた。

そして到着した。

やっと目的の駅まで13.1Kmを歩ききった。

今回の記事についてまとめさせていただきます

まず、私の体験ですが、あまりも無謀すぎましたが、経験として以下反省点も含めて記させていただきます。(海浜幕張駅から蘇我駅まで歩く方はいないと思いますが念のため)

・できる限り前日物販は近くのホテルなりをとって参加した方が良い

・仮に万が一、歩くことになったとしても着替えなど用意しておいた方が良い

・ちゃんと睡眠をとってあまり無謀なことをしない方が良い(ライブが見れなくなってしまうことがあります)

・始発といっても(※あくまで765プロの場合です)そんなに駅前がまさか電車が乗れないなんてことはない。一駅前(検見川浜駅)でもルール上問題ない(と思いますが徹夜はNGだと思います)

 

※ここまでほんとに長い記事を読んでいただきましてありがとうございます。

ぜんぜん、前日物販の様子の内容ではないじゃないかと突っ込みが聞こえてきそうですが、

次の記事にて、始発前日物販の様子詳細を記させていただきました。

(例えば物販での売れ行きや、残ってた品、限定CDについてなどなど)

※続きます。続きは記事はこちらになります。

 

 

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